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2007年12月10日 (月)

自然なローレンツ収縮

物体が加速により自然なローレンツ収縮をおこすための道のりが結構人工的なものであることは書いた。では、最終的に長いロケットのすべての部分が同じ速度に達して、等速直線運動に移り、かつ速度に見合った自然なローレンツ収縮に落ち着くまでの過程はどのようなものだろうか。

ロケットの後ろほど加速度が大きいので、ある時刻にロケットの最後尾が加速度ゼロに転じると、遅れて次々と加速度ゼロの部分が前の方に流れていくようになるだろう。先頭の方ほど遅れて加速度ゼロになることにより、最終的にロケットのすべての部分が同じ速度になり、自然なローレンツ収縮を起こした状態になる。

このように慣性系から見ていると、まるでイモムシのような弾力性(?)が自然なローレンツ収縮なのである。

で、そのイモムシは、ロケットの系からみていると全く変形しない硬い物質として振舞うのである。

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